7/31（木）更新
////
今週の出走を予定しているウインアレースは、昨日Ｗコースで最終追い切りがかけられました。実戦でも手綱を取る柴田大騎手が騎乗し、3歳未勝利アドベントシーズンを追走します。コーナーではインから相手に迫り、直線では楽に並びかけます。相手が遅れそうになり、追われて抵抗してきて、アレースも追い出しましたが、そこから突き放すことはできず、モタモタした形で併入ゴールとなっていました。時計は5F67秒6、ラスト1F11秒9でした。
柴田大騎手は「コーナーを楽に上がってきて相手をかわいがってあげる形だったのですが、急にスコンと手応えがなくなりました。苦しくなって徐々に手応えがなくなるのではなく、いきなりです。そこから押してもハミを取ってくれず、ゴール後も促したのですが、ずっと変わらずでした。気持ちが影響しているとしか考えられません。能力はあると思いますし、ちゃんと走れば今日だって楽に突き抜けていてもっと速いタイムが出ていたはずです。馬が『や～めた』という感じで、これを競馬でやられたらどうしようもなくなってしまいます。チークやブリンカーなどを着用してもと思いますが、それも逆効果だったんですよね。難しいところがある馬ですが、今日乗って特徴は分かったので、本番でできる限りのことをしてなんとか最後まで真面目に走らせたいと思います」と細かく説明してくれました。
また、畠山吉調教師は「先週もそうでしたが、アレースの方が手応え楽々なのに最後は走るのをやめてしまっている感じです。追い切り後も息はすぐに戻っていますし、走りきっていないのは明らかですね。以前にも増して気持ちが後ろ向きになってきていて頭を悩ませてしまいますが、追い切り本数は重ねてきて仕上がり自体は悪くありません。あとは競馬を使って実戦でどうなるかでしょう。柴田大騎手から『メンコを外してみては』と提案がありましたので、そうする予定です。できることは何でもしてなんとかアレースの力を引き出せるよう、当日まで色々と考えていきます」と話していました。
そして本日は軽めの運動を消化し、午後からの出馬投票で、今週の新潟土曜11R芝1600mに柴田大騎手で出走が確定しています。
////