投稿者: Rocky Linux 8.6にdockerをインストールしたときの手順です。
■podmanのアンインストール（podmanはRedHat社が開発したコンテナサービスです。たしかdockerインストールでconflictが起きたと思うので事前に削除します）
# yum erase podman*
■docker用リポジトリの追加
# yum install yum-utils
# yum-config-manager –add-repo https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo
■dockerのインストール
# yum install docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-compose-plugin
以下のエラーメッセージが表示される。
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～省略～
– パッケージ containerd.io-1.6.8-3.1.el8.x86_64 は runc と競合しています。これは runc-1:1.0.3-2.module+el8.6.0+971+69b94baf.x86_64 により提供されます
– パッケージ containerd.io-1.6.8-3.1.el8.x86_64 は runc を廃止しました。これは runc-1:1.0.3-2.module+el8.6.0+971+69b94baf.x86_64 により提供されます
– パッケージ containers-common-2:1-27.module+el8.6.0+971+69b94baf.x86_64 には runc が必要ですが、どのプロバイダーからもインストールできません
– パッケージ containers-common-2:1-35.module+el8.6.0+997+05c9d812.x86_64 には runc が必要ですが、どのプロバイダーからもインストールできません
– パッケージ containers-common-2:1-28.module+el8.6.0+784+32aef5de.x86_64 はモジュラーフィルタリングに一致しません
– パッケージ containers-common-2:1-28.module+el8.6.0+972+902006e0.x86_64 はモジュラーフィルタリングに一致しません
(競合するパッケージを置き換えるには、コマンドラインに ‘–allowerasing’ を追加してみてください または、’–skip-broken’ を追加して、インストール不可のパッケージをスキップしてください または、’–nobest’ を追加して、最適候補のパッケージのみを使用しないでください)
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■nobestオプションを使用して再度dockerをインストール
# yum install –nobest docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-compose-plugin
以下のエラーメッセージが表示される。
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～省略～
– パッケージ docker-ce-3:20.10.17-3.el8.x86_64 には containerd.io >= 1.4.1 が必要ですが、どのプロバイダーからもインストールできません
– パッケージ docker-ce-3:20.10.18-3.el8.x86_64 には containerd.io >= 1.4.1 が必要ですが、どのプロバイダーからもインストールできません
(競合するパッケージを置き換えるには、コマンドラインに ‘–allowerasing’ を追加してみてください または、’–skip-broken’ を追加して、インストール不可のパッケージをスキップしてください)
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■試しにruncを削除
# yum erase runc
■再度、dockerをインストール
# yum install docker-ce docker-ce-cli containerd.io docker-compose-plugin
⇒今度は成功
■dockerの起動と自動起動化
# systemctl start docker
# systemctl enable docker
■hello-worldの確認
# docker run hello-world
参考URL
https://docs.docker.com/engine/install/centos/