アップライトピアノを修理に出した。その4

アップライトピアノを修理に出した。その3からの続きです。
3月になって予定通りピアノが修理を終えて帰ってきました。
ただあいにくなことに当日は雨でした。

運送会社は共立ラインサービスさんです。
(ピアノの運搬はマンション管理会社の指定業者と決まっているため共立ラインサービスさんともう1社しか頼めません)
しっかりした業者さんでした。ちなみに2名で来られてました。
ピアノを運んでいる時、部屋の中の通路が狭いので開いている扉を目一杯開けてあけて手で押さえてあげたら
リーダー役の人が「お客さ~ん、怪我するからいいですよ~」とのことでした。
これは個人的に評価高かったです。
じつはこれ、余計なことしないでくださいって意味です。(推測ですが)
それをこちらが不快にならない言葉でサラッと言われるあたり、仕事のできる人ですね。

誤算だったのがピアノを家に入れて運搬用のカバーを外したらピアノ本体に大量の水滴がありました。
どうやら結露ができたようです。ピアノに結露は厳禁なのに・・・
とりあえず乾かすために鍵盤の蓋と天板を開けたところ、共立ラインサービスのリーダー役の方が天板については鍵盤カバーをたたんではさむようにしてくれました。
これはピアノを乾かす時のやり方としてネットで見たことありますね。隙間ができていいんでしょうね。


そういえば修理しくれた昭和楽器さんが搬出の時にラッピングしてくれたことを思い出しました。
なぜ、ラッピングするんんだろうと思ってましたが(最初は傷防止かと思ってましたが)結露防止だったんですね。
ただ、ネットで見ても運搬時にラッピングするというのは見たこと無いですね。
(実は昭和楽器さんのノウハウ?ここに書いても大丈夫か??w)
どうやら共立ラインサービスさんが取っちゃったようですね。
ちなみに通常、昭和楽器さんが修理したピアノは田中ピアノ運送さんが運びます。
この時は必ず搬入先でラッピングを取るようです。

今回、修理を依頼した昭和楽器さんからピアノカバーやキーボードカバーをいただきました。
他に敷板か丸台(ピアノストップ)を選べるんですが、敷板を貰いました。
インシュレーターは耐震用を別途購入予定だったためです。
置く順番は下からカーペット、敷板、インシュレーター、ピアノです。
ここで一点不安が・・・

共立ラインサービスさんのホームページを見ると耐震インシュレーターが18,000円で売っています。
通常、これを買うと敷き込みは無料でやってくれます。
しかし、インシュレーターを買わずに敷き込みだけ頼むと1万円掛かります。
今回はピアノの運搬は頼んだけど、インシュレーターは買っていません。
ひょっとして料金発生する???
で、恐る恐る聞いたところ、「大丈夫ですよ」とのことです。
よかった~。

で、さっそく耐震インシュレーターを用意したところ、
「それだったら敷板いらないですよ」とのことです。
耐震インシュレーターだけのほうがむしろいいようです。
耐震インシュレーターの裏がカーペットみたいになっててカーペットの上にそのまま置いても大丈夫か聞いたら大丈夫との事でした。
ちなみにお金掛かるようでしたら自分で敷き込むつもりでした。

買ったインシュレーターはこれです。
耐震インシュレーター
敷き込み用の工具はこれです。インシュレーター買えばレンタルできます。
ピアノ専用ジャッキ

■おまけ
今住んでるところは賃貸なのでいずれは出て行くことになりますが、その時にも共立ラインサービスさんを利用させていただく予定です。
今回のスケジュールは月曜申し込み、金曜引取り、土曜か日曜受け取りでお願いしたところ
もう1社はお断りされたんですが共立ラインサービスさんは受けてくれました。
感謝感謝です。

アップライトピアノを修理に出した。その5に続く

【2015/2/25追記】記事名を「ピアノの修理その4(ヤマハ U1H)」から変更しました。以前のタイトルでは自分でピアノを修理したように見えるので。その1~その5まで全て変更