アップライトピアノを修理に出した。その3

アップライトピアノを修理に出した。その2からの続きです。
昭和楽器さんからピアノ修理の見積もりが届きました。
まず、金額を確認しました。正直に言うと予想よりかなり高かったです。
(ネットでU1Hの中古が整備済みで売られていますが、それらと比較するとその中で一番高い部類の金額です)
一応、以前に説明を受けたときに大まかな金額は聞いていました。

自分なりにピアノ修理についてインターネットで調べたところ、ハンマーは交換せずに整形のみで良さそうだし、ねずみにも喰われてなかったようなので、意外と程度が良いのでは?と思ってました。
なので大まかな金額よりかなり低いと予想してました。
予想通り低ければ木目調の塗装にしよう。その場合、いくら掛かるだろうとも考えたりしてました。

しか〜し、現実は甘くありませんでした。
しかも以前に聞いていた大まかな金額よりも高かったです。(苦笑)

内訳見ると虫喰いがひどかったらしくて、それによる修理と木口の交換費用分ですね。
木口は説明受けてたんですが、その時には不要と伝えてました。
この2点がなければ大まかな金額よりは若干低かったです。
だから、納得の金額です。

見積もりの内容は以前に聞いていた通り、写真および説明です。
写真は20枚以上ありました。説明は手書きで便箋4枚にも及びます。
読めば読むほど虫喰いが目立ちます。もう笑うしかないぐらいです。

ちなみに説明の他に便箋1枚分の挨拶文がありまして修理を依頼する側には殺し文句のような箇所があったので部分的に引用します。

~引用 ここから~
現在、日本のピアノメーカーは生産拠点を海外に移し(省略)。
お客様のピアノは浜松で製造された日本製「MADE IN 浜松」で(省略)日本のピアノ職人が作った古き良きヤマハの銘品です。
このような優れたピアノは今後、新品では手に入らないので(省略)
~ここまで~

上に書いてある海外というのはヨーロッパではなく人件費の低いアジアのことです。

修理費用が予想より高い金額になってしまいましたが、いい機会なので全部直そうかと思います。
それに腕の良い職人さんが直してくれるので金額云々を言ったら野暮ですね。(笑)
ついでに木目調の塗装ができるかどうかと木目調にした場合の費用も聞いておこうと思います。

アップライトピアノを修理に出した。その4へ続く

【2015/2/25追記】記事名を「ピアノの修理その3(ヤマハ U1H)」から変更しました。以前のタイトルでは自分でピアノを修理したように見えるので。その1~その5まで全て変更