アップライトピアノを修理に出した。その2

アップライトピアノを修理に出した。その1からの続きです。
先週、実家にあるヤマハのアップライトピアノU1Hを修理に出しました。

調律カードがあったので見てみたところ「納品調律 昭和58年5月」と書かれてました。あとは記録なしです。
あれ~、昭和56年か57年に買ったピアノのはずだけど・・・
あと、もう1回ぐらい調律した記憶があるけど、あれは錯覚かな・・・

写真を撮りました。

1枚目 全体の写真です。こう言ってはなんですが悪くは無いように見えます。

2枚目 蓋を取ったところです。


3枚目 型番と製造番号です。U1Hで製造番号が176万台です。1974年頃の製造です。

4枚目 いつも弱音ペダルで弾いていたので弱音フェルトに穴が開いています。虫食いでは無いのが幸いです。虫食いだと他も食われていて部品交換が増えます。修理代金も上がります。

5枚目 ハンマーと弱音フェルトのアップ写真です。ハンマーに3本線が入っていますが、これぐらいならハンマー交換にはならずにハンマーファイリング(整形)で済みそう??



ちなみにピアノの搬出ですが至ってスムーズに行われました。30分ほどで終了です。
2名で来られたんですが、両名ともぱっと見は若かったです。(でも仕事ぶり見てると、リーダー役の方は30代かな?といったところです)
インターネットでいろいろ調べてみたところアップライトピアノを立てて台車に乗せてるところを見たのでそれをやるかと思ったらそんなことは無かったです。

まず、ピアノに保護用の布を被せます。
次は二人で持ち上げます。で、そのままベランダまで運んでいました。しかもベランダにはちゃんとピアノを一旦置くためのシートを置いてました。
なので持ち上げた後、部屋には一切置かずに傷が付くこともなかったです。
部屋内で歩くところにもシートを敷いてました。

一番疑問だったのが2名来たことですね。ベランダでの持ち上げ役2名とクレーン担当1名の計3名かと思ってましたから2名で足りるのかな?と思いましたが最近のクレーンはリモコンで動くんですね。しかもワイヤレスです。
2人で持ち上げてリーダー役が指示しながらリモコン操作してました。
一旦ベランダに置いて、次にベランダの手すりに乗せます。で、体勢が整ったらクレーンで上げます。
ここは慎重にやってましたね。
無事にベランダから出せると後は慣れたものでスムーズに降ろせてました。

ベランダの手すりに乗せた時にバキバキ軋む音が聞こえたのでちょっと不安だったのですが、どうやらベランダの音(手すり?床?のどっち??)のようです。
ピアノじゃなくて良かったです。
ちなみにベランダは道路に直接面してなくて乗用車1台分奥にありましたが(庭が駐車場代わりなので)、トラック付属のクレーンで全然問題なく届きました。

トラックの荷台をちょっと覗いたら他にもピアノが数台ありました。
やっぱりそうですよね。コスト考えると1台だけじゃなく同じ地域を何箇所か回ってたんですね。

ちなみにトラックを荷台に載せるときにピアノを押してましたがキャスターが錆びてるようで動きが悪かったです。
「30年調律してないんですよ~」って言ったら荷台のピアノを指差して「これは40年ほったらかしだったようです」とのことでした。
そのピアノは家をリフォームするのでついでにピアノも修理することになったようです。

前回、昭和楽器さんに行ったのが1ヶ月前なのでこの間にも修理の注文が入っているとより一層修理が遅れそうです。
ちなみに昨日、修理後の搬入先を伝えるために昭和楽器さんの東京事務所に電話したところ、ピアノが届いていることを聞けました。
見積もりが遅れてすみませんとのことでした。(実はまだ見積もりが着ていません。(苦笑))

前回、聞いたとおりに1月中はまず無理かな。2月中に帰ってくるかな~。

アップライトピアノを修理に出した。その3へ続く

【2013/12/18 追記】ベランダで一度手すりに乗せた理由ですが、ベランダに屋根があったからです。
なので手すりと屋根の間を通す必要がありました。隙間が116cm、ピアノの高さが121cmです。

【2015/2/25追記】記事名を「ピアノの修理その2(ヤマハ U1H)」から変更しました。以前のタイトルでは自分でピアノを修理したように見えるので。その1~その5まで全て変更