自宅で検証用サーバーを持っているとサーバー処分時にHDDのデータ削除をしたほうが良いですね。
で、削除方法の備忘録。
昔はddコマンドを使用しましたが最近はshredコマンドを使用するそうですね。
使用例
# shred -n 3 -v /dev/sdb
nオプションはランダムデータを書き込む回数です。多ければ多いほどいいんでしょうけど時間も掛かるので3回にしました。でもデフォルトが3のようです。
vオプションは画面に進捗状況が表示されます。
/dev/sdbは削除対象のHDDです。実際の環境に合わせます。
なお、zオプションを使用すると最後に0データを書き込みます。
使用例
# shred -z -v /dev/sdb
この場合はランダムデータを3回、0データを1回書き込みます。
参考までにddコマンドを使用した例は以下です。
# dd if=/dev/zero of=/dev/sdb (0データを書き込む場合)
# dd if=/dev/random of=/dev/sdb (ランダムデータを書き込む場合)
うろ覚えなんですが、0データを2回書き込んでランダムデータを1回書き込むのがNASAの推奨ってどこかで読んだ記憶があります。
【2022/9/29追記】
誤りがあったため修正