【日記】1970年代~1980年代のピアノ【02/08/2015】

日本では30~40年前(1970年代~1980年代)にピアノブームがありました。
実は私も無理やりピアノ教室に通わされました。でも全然練習しなかったため通った時間の割には全然進歩しませんでした。
親が弾きたかったらしくてそれで習わせられたんですが、それなら親が自分で弾けばいいのにね~。(まあ、当時は今とは違って大人向けのピアノ教室はなかったと思いますが)

で、当時にピアノを習った人が大勢います。しかも、ほとんどの人がピアノを止めています。
結果的に使われないピアノがたくさん日本の家庭に眠っています。
その眠っているピアノを処分するのに業者に引き取ってもらいますが有名なのがタケモトピアノですね。
以前にフィギュアスケートに広告出してたぐらいですからね。相当儲かってますね。
ちなみにタケモトピアノに買われたピアノは海外に売られていきます。

でもね、70年代、80年代のピアノは品質が良いらしいんですよね。
例えばアップライトピアノは当時は30~40万円ぐらいで売られていたらしいですが、現在、同じ品質のピアノは新品では手に入らないと言われています。
(もちろん200万円もするヤマハの最高級アップライトは別ですが)

理由として
環境保護により木材の価格の高騰。
ピアノブームの終焉による売り上げ減。
そのため、木材の品質を落として、人件費も削減されました。それだけでなく70年代はmade in 浜松だったピアノが今では人件費の低いアジアで作られています。
(日本のピアノはほとんどが静岡の浜松で作られていました)

結果的に70年代当時のピアノは作れなくなったといわれています。

最近では70年代、80年代にピアノを習っていた人が我が子にピアノを習わせるにあたり、実家で眠っていたピアノを修理に出すようです。
その他に大人の趣味として習う人も多く実家のピアノを修理に出すようです。(特に40代の男性で習う人が増えています)
そのように使ってくれるといいですね。
ちなみに私の実家のピアノも昨年修理しました。かなりボロボロだったので修理に出すより同モデルの中古を買った方が安いんですが愛着もあるので修理しました。

ピアノはきちんと管理されれば維持費は掛かりますが100年ぐらいは使えます。
私のピアノは今年で推定41歳なので私が生きている間は大丈夫そうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Time limit exceeded. Please complete the captcha once again.