【新国立劇場オペラ】こうもり(2回目)【02/06/2015】

オペラを観に行くときはいつも週末か祝日に行ってました。平日は仕事がありますからね。それに仕事終わって慌しい気分のまま行っても楽しめないかもしれませんし。
「こうもり」は2/1(日)に観に行くことは決まっていたんですが、お気に入りの演目なのでできることなら2回観てみたいなと思ってました。
で、Z席を申し込んだところハズレ、残念。
外れるとどういうわけかもう1回観たいという気持ちが強くなりました。でも安いチケットは全て売切れです。
仕方ないのでヤフオクで買いました。D席です。
2/6(金)19:00開演です。

感想は基本的に前回行ったときと大体同じなんですが・・・

いや~、夜の新国立劇場もいいですね。いつもと違う雰囲気です。
(よくよく考えると昼間開演でも終演時には夜になってるんですけどね。笑)
始まる前のわくわく感にホワイエから見える夜の風景が合わさると良かったです。
(風景といえるほどのものでもないんですけどね。笑)

開演前に席に座っていると年配のご婦人から座席を聞かれました。
チケットに書かれている席がどこだかわからないのか?と思ってチケットを見ると私と同じ席番号です。はあ!?間違えて座ったか?
私のチケットと比べてみても違いがよくわかりません。ひょっとしてヤフオクで買ったので変なのを掴まされた?詐欺にあった?と脳裏をよぎりました。
意図的に紛失再発行したチケットか?でも、再発行はできないよな?・・・などと考えてました。

私のチケットには4階 1列 2番と書かれています。(実際の数字は違います。一応伏せました)
ご婦人のチケットには4階 L1列 2番と書かれています。(こちらも実際の数字は違います。一応伏せました)
(列にLの記載がありますが意味が分かりません。とういうより意味が無いと判断してました)

まあ、2枚のチケットを見比べてもよくわからないので係りの人に聞こうってことになりました。
でも、こういうときに限って居ない。笑
しかたないので一応壁に貼ってある座席表を見ると扉番号が書かれていますね。
チケットを見たらチケットにも扉番号書かれています。
私は7扉でしたがその方は3扉でした。これはわかりにくいですね~。無事解決です。お互いに不愉快になることもなく安堵感とともに終わりました。

今回はD席でしかも最後列でしたが、後ろの席だと視野にすっぽり収まるので音量は落ちますが聴きやすいといえば聴きやすいですね。

2幕でシャンパンの歌を歌うときにセットが動くですが、段差のあるセットがスーッと下に下りて行って段差がなくなりました。こんなことやってたのか?
段差のあるセットに上がるために備え付けられていた階段がタキシードを着た方が動かしてました。最初、東京シティ・バレエ団の方かと思ったんですが(衣装が同じ)
それともタキシードを着た大道具さんかな?

3幕で「トゥーランドット」や「ドン・ジョバンニ」のフレーズを歌うシーンがありますが、「魔笛」も少し歌ってたんですね。

2/1に観たときにあれっ?って思ったのが3幕のシーンです。
アルフレードが看守にワイロを渡すんですが、その時に看守がアルフレードに職業を聞きます。
アルフレードが「オペラ歌手」と答えると、どこと契約しているんだ?と聞かれるので「○○○歌劇場です」と答えます。
この時に看守がセリフを喋らずに同情を示してお金を渡して去ります。一般的にはこの時に笑いが起きるんですが2/1のときはそのような雰囲気(同情的な)にはならずによくわからない雰囲気のまま単にお金を渡して去るシーンになってました。
う~んって感じで観てたんですが2/6のときはお金を渡して去るときに「かわいそうに」と言ったので同情を示したことが観客に伝わりどっと笑いが起きました。

やっぱり実際のお客さんの反応を見て、演出も少し変えるんですね。複数回観たくなりますね。

そういえば1幕の三重唱のシーンが終わったときに今回はちゃんと拍手やブラヴォーが起きました。
でも、それほど長くはなかったです。
全編に渡って拍手しずらい雰囲気がありましたね。オーケストラが直ぐに次に行きたいような雰囲気を感じました。
アデーレの3つのアリアの後はちゃんと拍手できるようになってましたが。

カーテンコールの全力ダッシュをけっこう全力でやってくれました。しかも回数も多かったです。今回は若々しい人が多いですからね。

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