2014年コンサートベスト10

今年行ったコンサート(29回)から独断と偏見でベスト10を決めてみました。

第十位
05/31 新国立劇場オペラ「アラベッラ」 新国立劇場
パンフレット見たときに舞台全体を青を基調にしていて目にきついんじゃないかと思ってましたがそんなこともなく日常生活から別の世界に連れて行ってくれたような感じがしたり青なので涼しげな感じまでしてセットだけ見ていても楽しかったです。
もう1回観たいけど今回の上演が再演らしいのでさすがにもう一度の再演は難しいのかな?

第九位
06/27 前田りり子リサイタル 日本福音ルーテル東京教会 礼拝堂
数年前のクラシカルプレイヤーズ東京の演奏会でジュピターシンフォニーを聴いたときにフィナーレのフルートが凄く良くてこの時にフルート担当していたのが前田りり子さんです。
前田りり子さんのHP見ると「フルートの肖像」というタイトルでリサイタルを行っていたのでなんとなく行ってみました。
教会の礼拝堂で行われたんですが壁が石のせいか音響が良かったですね。
7名という少人数でしたがブランデンブルク協奏曲5番がオーケストラで弾いてるかのような錯覚がしました。
また、前田りり子さんのトークもおもしろかたったです。

第八位
04/26 二期会オペラ「蝶々夫人」 東京文化会館
食わず嫌いで今まで観なかった・聴かなかったことを後悔するほどの素晴らしさでした。
ただ、個人的には泣くほどのストーリーではなかったんです。でも、観終わって階段下りてるときに周りのお客さん、とくに女子学生(中学?高校?大学?)が何名も泣いていてそこがビックリしました。号泣してましたからね。

第七位
06/21 クラシカルプレイヤーズ東京演奏会 東京芸術劇場
世界で一番好きなピアノ協奏曲(モーツァルトの23番、K.488)が演奏されました。
ピアニストは仲道郁代さんでしたが、なんとピアノがモーツァルトと同じ時代のフォルテピアノのレプリカで仲道郁代さん所有とのことです。
出だしの音聴いたらチェンバロ!?と思うぐらいの音色が違いました。たしかピッチも下げてたんですよね。
終演後に有田正広さんと仲道郁代さんからサインをいただきました。

第六位
07/19 フランス国立リヨン管弦楽団演奏会 東京芸術劇場
プログラムも良かったですが、それ以上にアンコールのフレンチカンカンで観客に手拍子要求したのが楽しかったです。
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートのラデツキー行進曲を思い浮かべましたが実際にやってみると難しいんですね。ピッタリとは合わせられませんでした。残念。

第五位
08/02 新国立劇場オペラ研修所公演「ラ・ボエーム」「秘密の結婚」 新国立劇場
低価格、オーケストラではなくピアノ伴奏の2点に惹かれてチケット買ったんですが大満足でしたね。
しかも演目があまり上演されないケルビーノの「秘密の結婚」です。(「フィガロの結婚」と勘違いしていることに気づいたのは当日でしたが。笑)
ここで印象に残ったのは松中哲平さんと城村紗智さんです。松中哲平さんはまだ2年生なので後1年、城村紗智さんは1年生なので後2年研修所公演で楽しめます。
ピアノ伴奏された石野真穂さんも凄く良かったです。ピアノと曲の相性が良かったですね。もう一つ「ラ・ボエーム」も上演されたんですが、こちらは別の方が演奏されたんですが、ピアノと曲の相性がイマイチに聞こえました。

第四位
11/22 二期会オペラ「チャールダーシュの女王」 日生劇場
オペレッタというと横綱クラスは「こうもり」と「メリー・ウィドウ」ですが、「チャールダーシュの女王」は大関クラスになるんですかね?
でも横綱の2演目と比べると遥かに上演数が少ないと思います。今まで、DVDでもCDでも観たことも聴いたこともありませんでした
で、今年上演されることになり、しかも日本語上演でした。
面白かったですね~。オペラ(オペレッタ含む)であれだけ笑ったのは昨年の「こうもり」以来かな。(こちらも二期会による日本語上演でした)
でも、チャールダーシュの場合はストーリーも知らなかったので余計に笑えました。
やっぱり日本語だとアドリブもしてくれるからその分、楽しいですね。原語上演だとアドリブ出来ないですもんね。

第三位
10/27 新国立劇場オペラ「ドン・ジョバンニ」 新国立劇場
新国立劇場で初めてS席で観ました。(正確には避難体験コンサートもS席でしたが)
迫力あるし、曲の良さもあって終始ドキドキしっぱなしでした。シャンパンの歌のときの声の大きいこと、通ること。憧れますね。

第二位
12/18 読売日本交響楽団演奏会 東京芸術劇場
こちらはベートーヴェンの第九です。一度くらいは観ておこうと思って行ったんですがなぜ今まで観に行かなかったんだろうと後悔するぐらいの良さでした。
合唱パワーは反則です。他のどんな楽器も敵いません!

第一位
06/22 「魔笛」 府中の森芸術劇場
オーケストラはアマチュア(府中市民交響楽団)、プロもあまり有名ではない人が多数出演されてましたがいろいろ絡まって今年で最も楽しくて最も感動的な演目でした。
客席には幼稚園児や小学生も多数居て上演中に椅子の上で飛び跳ねるなど自由に振舞っていて、ちょっとカチンとなるときもあったんですが、日本語上演だったのでそんな子供たちでも楽しめる内容でした。
とあるシーンでとある子供が観客席全体に聞こえるような声で笑っているシーンがありました。バカ受けでした。笑
最後のパパパの歌のところでは舞台に子供達が大勢出てきて中には2~3歳児もでてきてこのシーンが一番受けてて、俺はどういうわけかそのとき泣き笑い状態でした。

モーツァルトへ この作品は反則です。善も悪もよくわからなくなってファンタジーあり、合唱ありで子供から大人まで楽しめます。泣き笑いした演目は魔笛が初めてです。

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