【新国立劇場オペラ】カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師【05/17/2014】

今日、新国立劇場にカヴァレリア・ルスティカーナと道化師を観てきました。
席はD席(4階、左ブロック)です。
予備知識はカヴァレリア・ルスティカーナの間奏曲は名曲で聴いたことがあるぐらいです。(以前にロト6のCMで常盤貴子さんが出ている時に使われてましたね)

最初は「カヴァレリア・ルスティカーナ」です。
ゆ~っくりと幕が開きます。音楽もゆっくりしたきれいな曲が流れます。
男女が出てきて歌を歌うんですが、その2人が引っ込んだ後しばらく??でした。
というのも台詞がないんですよね~。その割りには音楽は流れているので平和なオペラだな~(良い意味で楽天的な)と思ってたら最後は死ぬんですね。悲劇なんですね。

始めに磔に人が貼り付けられてたのはあれはキリストなんですね。
復活祭と恋話(不倫)が軸になっているんですね。復活祭は恋話からの場面転換(気晴らし?料理で言う箸休め的な??)に使われてるのかな。
ストーリー自体は現代の人間から見ると特にどうといったことは無いです。
ただ、有名な間奏曲などもあるように音楽的にも映像的にも楽しい演目です。
ハッピーエンドならもっと良かったですが。
なお、間奏曲で思いっきり曲に浸っていて一切音を立てずに聴こうなんて思ってたら遥か右のほうから咳をする音が。しかも2回も。しかも手で押さえた感じも無し。まったく~とか思ってたら咳って移りますよね。さらに右のほうから別の人が大きめの咳を。あ~あ、がっかり(苦笑)

あと、このオペラは舞台袖から歌うシーンがちょくちょくありますね。
これはヴェルディのオペラでも見かけますが、舞台とは別空間(空想の世界、異次元など)から聞こえるような気がして個人的にはすごく好きです。

カーテンコールもそれなりに盛り上がりました。
ちなみにタイトルの意味がいまだにわかりません。あとで検索しようと。
ここで一旦休憩です。

後半は「道化師」です。
このオペラについては何も知りません。タイトルは聞いたことありますが作曲家も思い浮かばないくらいです。
最初にビックリしたのが舞台セットが「カヴァレリア・ルスティカーナ」と同じでした。

ストーリーはこちらも恋話です。
ここでひとつ重大な問題が・・・
「カヴァレリア・ルスティカーナ」が約75分だったんですが、これは途中の休憩は無しでした。
カヴァレリア・ルスティカーナの最後のほうではお尻が痛くて痛くて困りました。
で、休憩時間に回復したんですが、「道化師」始まったら10~20分ぐらいでお尻が激痛でどうしようもなくなりました。
座る姿勢を変えればいいのですが、あまり頻繁に変えると後ろの席の人に迷惑掛かるのでアリアが終わって拍手の時にでも体勢を変えようって思ったら全然そんなシーンが出てこない。
途中から変な汗が出てきて舞台も音楽も良かったのにあまり楽しむ余裕が無かったです。
一旦、姿勢を変えて痛みから逃れたんですが、結局、再度痛くなってギブアップです。
お尻の下に手入れてなんとかこらえてました。

無事に終わったところ、まあ、カーテンコールの拍手が大きいのなんの。そんなに素晴らしかったのか!?正直予想外です。(某巨大掲示板では初日観た人とかには不評だったようですが)
ビックリですね。両演目とももう一回観たいですね。
どっちかはビデオ持ってたかな。予習してから行けばよかった。

次は「アラベッラ」を観に行く予定です。

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