防音の部屋(演奏可能時間の違いについて)

今の部屋は24時間楽器演奏可ですが、以前に住んでいた部屋は08:00-23:00でした。

この2つの部屋を比較すると・・・
24時間の部屋は隣の部屋から音が聞こえません。それに対して制限有りの部屋(08:00-23:00)はピアノの音はしょっちゅう聞こえましたし(弾いてる曲が鮮明にわかるくらい)扉閉める音も聞こえました。
私みたいに初級レベルで他人に聞かれたくない場合は24時間がお勧めです。

防音というと防音性能としてD値が使われます。24時間の部屋はだいたいD-55以上です。でも部屋によってはD-60だったりするのに24時間じゃない部屋もけっこうあります。
これ疑問だったんですが、調べてみたところおそらく床を防音していないんだと思います。

テレビの音などは壁を厚くすれば防音できます。下の部屋に対しては床を厚くすれば防音できます。
でもピアノの場合は鍵盤押した時やペダル踏んだ時の衝撃が床から下の部屋に伝わります。
これに対しての防音は床を厚くするのではなく衝撃を伝えない方法になるので工事が面倒なんだと思います。

ちなみに今住んでる部屋では上の階から物音が全然聞こえません。制限有りの部屋ではちょくちょく聞こえてきました。

24時間の部屋は良いことづくめなんですが、一つだけ欠点があります。扉や窓を閉めると外の音が全然聞こえません。唯一聞こえたのが夏祭りの太鼓の音だけです。
外から隔離されたような気になります。

そういえば管理会社の人から聞いた面白いエピソードを一つ。
外の音が聞こえないということで、音に敏感な人が部屋を借りようとしました。
その人は野良犬や野良猫の泣き声で眠れなくなるそうです。
どの程度聞こえないか試しに寝かせてくれと頼まれたそうです。
で、1日だけ寝てもらったところ、実際に外の音は聞こえなかったそうです。
唯一聞こえたのが自分の心臓の音で、それが気持ち悪かったらしく契約には至らなかったようです。