グランフィール

アップライトピアノにグランフィールを付けました。
本当は修理や調律をしてくれている昭和楽器(越生)さんに依頼したかったんですがグランフィールには対応していないので渋谷の三浦ピアノさんに頼みました。

付けたあとの感想です。

高次倍音で音がよくなるとのことですが、正直、多少は音が変わったような気もするといった程度です。
好みにもよると思います。

同音連打がしやすくなりました。
これを求めていたので想定通りです。

鍵盤が多少重くなりました。そのため今までのタッチだとミスタッチになりやすいです。ちゃんと押さえる必要があります。
電子ピアノから生ピアノに変えるとタッチの違いから最初のうちはきれいな音が出ません。それと同じような感覚です。

鍵盤の戻りが指に吸い付くように戻ります。
今までは一気に鍵盤が戻ってきて指が痛かったりもしましたが吸い付くように戻ります。
また、鍵盤が重くなったことも含めてタッチのコントロールのし甲斐がでてきました。
表現の幅も広がると思うし、これからはちゃんと練習するようになると思います。

強弱の範囲が広がった。
アップライトピアノだと強弱の変化をつけるのが難しいです。ピアニシモからフォルテシモまで4段階、せいぜい5~6段階ぐらいだと思います。
グランフィールによって7~8段階ぐらいまでつけやすくなりました。

なお、ペダルや蝶番などもピカピカにしてくれました。
ピアノ内部の埃なども掃除してくれたようなので結果的には費用もお得だったと思います。